Hirata Goyo
児戯意の三笑
kokeinosansyo
平田 郷陽 Hirata Goyo 1903-1981
右童子 高:28.5cm 幅:15.5cm 奥:10.0cm
左童子 高:21.5cm 幅:19.0cm 奥:20.0cm
共箱、図録
陽門会第4回人形展出品作
晋代に慧遠法師 が廬山に隠居して虎渓を渡らないことを誓ったが或る日 陶 淵 明、 陸 修 静の二 人の帰るのを送って行き興 に紛 れて思 わず虎 渓を過ぎ渡り虎 の吠える声 に気 付 いて三 人 共 に大 笑 いしたという故 事による。 昭 和35年 制 作。 技 巧 が いちだんと進 展した戦後、様々な秀童を扱 い、ユーモラスな表情を謡う。
実に巧妙で生動である。(平田郷陽作品集一部抜粋)
首振り嵯峨人形
Doll, Saga type; with nodding head
高:22.0cm 幅:15.6cm 奥:14.0cm
江戸中期頃
江戸中期頃に製作された首振り嵯峨人形で唐子的な容姿で手に鳥を抱えた寸胴の座り姿です。 首 が前後に振 れるような仕組みになっており、 口の中に作られた赤い舌が、首の振れによって、出たり入ったりする「 からくり仕 上 げ 」になっています。 装 飾 は 盛り上 げ
彩色の技法を駆使して落ち着 いた地色に金を多用した豪華な模様が衣裳全体に描き込まれています。
古今人形展
平田 郷陽