Asukai Masatsune
紙本、墨書
軸装
縦:26.6cm 横:19.9cm
平安時代
福田行雄箱
古筆学大成
「古筆と水滴」(センチュリー文化財団)
金銀切箔を撒き、上下に銀泥で罫線が引かれた香染の料紙に、和漢朗詠集を書写した巻子本の断簡で、十葉ほどが知られる。手鑑「毫戦筆陣」(五島美術館蔵)所収の18行の断簡が最も長く、ほかは短い断簡が多 い。今城切・長谷切・二荒山本後撰集などと同筆で、藤原教長の筆と推定されている。
こころあてに をらはやをらむ はつしもの
おきまとはせる 志らきくのはな 躬恒
金銀切箔朗詠集切
伝 飛鳥井 雅経