Kaburaki Kiyokata 1878 (明治11) -1972 (昭和47)
絹本
額装
縦:43.0cm 横:50.8 cm 10号F
共箱 東美鑑定評価機構鑑定証書
1954年 文化勲章受章
「東の鏑木清方・西の上村松園」
上 村 松 園と並び称され美人画家として定評のある生粋の東京人たる鏑木清方。時雨に傘をさす凛とした印 象の洗 練された女性、丁寧に描き込まれた髪、秋から冬へ変わりゆく季節の中の一場面です。時雨の背景の中にさりげなく紅葉を2枚描写した情趣豊かな表現がなされています。艶のある女性を気品と共に描くことを得意とした鏑木清方を代表する優れた作品です。
時雨
鏑木 清方