ご挨拶

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開催のご挨拶 / 「第11回 伝統からの創造 21世紀展」
冒頭にこのたびの東日本巨大地震において被災された皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。
私どもは地震後、危機的な状況となっている日本を再建する一助になれるよう、大変厳しい美術界ではございますが、今まで以上に努力していく所存でございます。
近隣のアジア諸国は、国のアイデンティティ確立に繋がり、経済的にも大きな利益を生む大切なジャンルとして、文化・芸術の振興策を明確に位置づけています。一方、我が国においては、税制を含め文化政策・文化行政の改革が立ち遅れていますので、私どもも、その改善を働きかけておりますが、成果がなかなか得られないことに歯がゆく感じている次第です。私どもは諦めることなく、今後も地道な活動を続けて参ります。
美術界の外側ばかりでなく、何よりも内部の努力を怠ってはならないでしょう。作家の先生方と美術商のそうしたリアルな成果として、本年も「伝統からの創造 21世紀展」を開催いたします。おかげさまで第11回を迎え、日本美術の「今」を鮮やかに展開する展覧会として、多くの皆様にご好評をいただいております。
一時大きなブームを呼んだ、いわゆるコンセプチュアル・アートの世界もだいぶ落ち着いた状態です。既存の芸術に飽き足らず、新しい感覚を持った芸術を探し求める若い人たちが少なくないことも事実であります。いずれにしても、私どもが世界に誇るべき我が国の美術の素晴らしい伝統を理解し、さらに新しい美を創り出すことが、人の心に感動と安らぎを与え、豊かな喜びをもたらす作品、真の芸術を生み出す王道であることを、私どもは確信しております。「21世紀展」は、まさにそこに焦点をあてた展覧会であります。
震災と厳しい不景気が続く暗い世相の中で、この展覧会に先生方から出品賜りました作品は、日本復興の希望の光となることと存じます。皆様方にはご多用中とは存じますが、何卒ご来場、ご高覧賜りたく、心よりお願い申し上げます。
平成23年4月
| 五都美術商連合会 | |
| 東京代表 | 淺木 正勝 |
| 大阪代表 | 瀧川 明行 |
| 京都代表 | 三島 敏明 |
| 名古屋代表 | 野﨑 博 |
| 金沢代表 | 谷村 庄市 |




